終業式で冬休み

子供たちの動きは、正直

でも、正月が、、、、

ピンこない


2008年12月22日(月)・・・曇り・・・10℃~2℃


※それでは、創作続編 ・第25話・・・・・ 『  それぞれの 思惑  』 にひきつづき

※ 創作続編 ・第26話・・・・・ 『  感      激   』 

※ 創作続編 ・第27話・・・・・ 『  予      兆   』 を、お届け致します。

  ・Part ( 1 )・・・  《  ヨンスの・・・   無     情   》   
  ・Part ( 2 )・・・  《  ソンジェの・・・  魂 し い の 灯   》   
  ・Part ( 3 )・・・  《  セ ナ の・・・  羽 ば た き  》


・Par4 (完結版 )・・・  《 ミンチョル の・・・  事      実   》

ミ ン チ ョ ル が
奈落の底から  這い上がり
恥も外聞も かなぐり捨てて  ゼロから
自分の腕と力だけで  借金と融資を受け立ち上げた
最初の芸能プロデュース系個人事務所 ミューズから 
株式会社 『 ビィー・ミヨン・カンパニー 』 ( BMC ) も
今や  設立当初 30名弱で
代表取締役社長 :ミンチョル  副社長 :空きポスト 
専務には:キチャン 常務には:キュソク(他) 取締役には:ユンジュ主任(他)
そして 非常勤の顧問に 父 :ソンチュン
等の 布陣で 立ち上げた 弱小企業も 
今や従業員数 180名ほどを抱える企業に 急成長を遂げ
観光トラベル事業・グッズ商品販売・イベント開催、プロモート・将来性を見込んだエンターティナーとの専属契約
海外を含めた 関連各社との業務提携と  益々の事業拡販による多角化などなど・・・
エンターテーメントの  プロモート業界では  
トップクラスに掲げられ  君臨されるほどになっていた

デジタル情報化社会で ベンチャー企業として  
ハイリスクハイリターンを地で行った  数少ない 勝ち組の成功企業だった
無数のベンチャー企業の  起業家達は多かったが 
殆んど一過性で  いつの間にやら 闇の中へと消え去り埋没していった

しかしミンチョルは  奈落の底に落とされた体験を活かし
決して二度と泣きを見る 
負け犬になるような無謀な手段はとらなかった
客観的 抽象的 第三者的  一見クールで冷静な目線で
やはり 父ソンチュンの元で働き 失落の苦渋の体験が ここで活かされていた
業界の流れを  グローバルな視点でとらえ  先見性を持ってシビアに分析していた
ヨンスとの恋に落ち不治といわれた病を心配していた最中でも さすがに切れ者でやり手のミンチョルだった






それはそれ これはこれと 
女と仕事 家と仕事 遊びと仕事などキッチリ区切りを付けていた
やり手のミンチョルだったが  ヨンスを筆頭に
ミンジ ソンチュン ソンジェ 亡き母スンヨンと祖母 義母ミョンジャなど
家族に対しては  特別な感情と思いを抱いていた

無論 ヨンスが実の妹のように可愛がっているセナ 唯一の親友のナレや 会社での部下達も・・・
仕事も軌道に乗り 海外関連マーケットでの  
優良な事業提携先数社とスムーズに契約完了も終え
ヨンスとのアメリカ本土~ハワイでの  ウエディングを兼ねた旅行から帰ったミンチョルだったが
飛躍的な大成長を収め  ソウル北部の物静かな高級住宅街に  600坪の土地を買った今でも
高級レンタルマンションにでも  移るのが通常だが 
かの 古びた狭いアパートからは  出ようとはしなかった 

そんなミンチョルを  業界の知人や友人達  
会社の社員達は  口々に不思議がっていた
建築設計や デザインなど構想が決まり 
図面が 具体的に仕上がって  
手元に  届けられても
それを眺めて  感慨にふけり   
ただニヤニヤするだけで
まだ決して工事に着工することはしなかった

今の自分なら  そんなことは いつでも実行可能なことだ 
おごって  焦る事は無い
ミンチョルは今までの生き方 やり方とは 
まるで違う  行動パターンを取っていた

すさんだ状況 みすぼらしい状況が  
自分の原点だ
それが 負けん気魂しいと ポテンシャルなパワーを 無限大に引き出し 
やる気を  与えてくれていた
ミンチョルは それを十分知っていた

人は  おごって走り 
いつしか  身の程を忘れ 
天狗になって 人の心に土足で入り  破滅と破壊に追い込まれる

そんな 哀れな 生きざまは こんりんざい  御免の人生観になっていた
それでも ヨンスは勿論  妹のミンジも 父ソンチュンも
一言も 早く 前のような  自分の大きな部屋がある家に  住みたいとは言わなかった
それほど 狭いながらも楽しい我が家  貧しいながらもくつろげる我が家 
・・の 味を この狭いアパートに住んで 教えられ それぞれに感じ取っていた

仕事中にもかかわらず  そんなもの思いにふけっていた時
rrrrrr トゥルルーん  rrrr  トゥルル ーーん rrrrrr    トゥルルーーん

「 ハロー ハロー ヘイユー  ミスター ミンチョル !?  」
ハワイでの結婚式でお世話になった あのボストンの大学の先輩 Mr.ジョセフ・ミラー氏からだった
「 イェス ミスター  ミラー イットゥ イズ ァ ロング タイム 」  ( お久しぶりです )
懐かしい声が  受話器の向こうからした
そういえば 結婚証明書が  ハワイから届いたお礼を  
慌ただしさに追われて  しっかり忘れてしまっていた
その時  お世話になった御礼を  コンコンと述べ 
恥ずかしい言い訳を  何度も繰り返し言った

「 Hawaii true care becoming Thank you I appreciate very thankfully with my wife. 」
 (ハワイでは 本当に お世話になり 有難うございました 夫婦で非常に有り難く感謝しています)
「 That marriage certificate is the lifetime of two husband and wife, us. It is made a precious article .」
 ( あの結婚証明書は 私達夫婦二人の 一生の 宝にしますから )
アレコレ そうこう話している内に ニューヨーク タイムズ紙で 
コリアンスター セナのラスベガスでの ライブ記事を読んだと言う
ミンチョルは 嬉しかった  
ヨンスが 妹のように可愛がっている セナが
そしてミンチョルの会社が バークレー大学時代の友人を通じ
海外と提携し 初プロデュースした 大きな賭けでもあったステージだった

アメリカの東海岸エリアまで 一流のニュースペーパーで紹介され取り扱われているとは
西海岸エリアでの情報は  既に網羅出来ていたのだが それでさえも驚いていたのに
これほどまで大国アメリカの マスメディアに大きくセナのステージが取り上げられるとは予想もしていなかった
そして Mr.ジョセフ・ミラー夫妻は 来月セナがステージに立った ラスベガスに訪れるという
あの グランド・キャにオンをみるついでに・・・
そして 3時間ほどの  タイムラグの生じてるアメリカで 
西海岸でのトピックが  東海岸でニュースにすることは
非常に 異例で  珍しい事だと言った   
しかもアジアの小国  さほどまだ売れてはいない  
コリアンスターについての  記事は始めてだと・・・
お互いに 夫人に宜しくと伝え 又の再会を楽しみに
「 グッド バイ !!! 」 と言い合い 電話を切り  受話器をおろした。。。


rrrr トゥルルーんrrrrr  トゥルル ーーん rrrr    トゥルルーーん  
又もや  立て続けに 電話だった
今度は 父 ソンチュンからだった

「 ハイ  もしもし  ミンチョルです  」
珍いことだった  父さんからこんな時間に電話だ何て・・・ 
いったいどうしたのか 父さんの声は 慌てて声も上ずっていた

「 ぁあ  父さん  どうしたんですか  こんな時間に 会社に電話だなんて  」
「 えーーっ !!!  何て言ったんですか !!!  今  何て  !!!  」
「 ホントなんですか  間違いじゃないんですか   ヨンスが・・・  」
瞬時に ミンチョルの顔色は みるみる変わり  真顔になっていった
「 わかりました  直ぐ 行きます  父さんも  落ちついてくださいね  後は僕が全てやりますから  」
「 何かあったら  父さんに電話します  心配しないでくださいね 」
ミンチョルは 相当に動揺しているような  父ソンチュンを気遣い 電話を切った

そして  キチャンに後のことを任せ  ヨンスが運ばれた ソウル市立センター病院と車を飛ばした。。。
 夢であってくれたなら・・・  という  虚しい時間が過ぎていった・・・・・

しかし  夢ではない・・・   厳しい現実だった
ヨンスの容態を確認し 付き添い ソン教授の話を聞いて 父さんとミンジに連絡を入れ
ヨンスが寝入ったのを確認してナースにお願いしヨムスンソウル大学病院から
深夜 一旦 会社を覗いた

結局 ミンチョルはヨンスに  セナの嬉しいニュースさえも  話せずにいた...
今日のヨンスの状況からいって  とてもそれどころの話しではなかった
ミンチョル夫婦にとって 非常に残念なことだったが ソン教授の言ったように
ヨンスのためにも そして ヨンスオンリーのミンチョルにとっても 結果オーライのアクシデントだった

静寂になった部屋の ロングサイズのソファーに身を横たえ ミンチョルは一人静かに考えていた
この時 ミンチョルの心はもとより 身も 疲れ果てていた
立ち上がって 歩く気力さえも失せるほどの  憔悴間に 襲われていた.....
・・数j時間の  時が流れた .....
その時 パソコンへの メール着信音のメロディが鳴った !!!
ふと パソコン画面を覗き 開くと ロスに住む友人 ジェイムス・ヘンリーからの メールが届いていた
そ こ に は 
「 先日 ボストンで久しぶりに再会した時は懐かしさで舞い上がってしまい 話し忘れていたことが・・・ 」
「 暇な時にでも 一度電話するよ・・・  」
・・と  簡潔に  書かれていた

腕時計を 見つめたミンチョルは 
時差からいって ロスは今頃 朝の 10時ごろだ
早速 電話を取り ジェイムスに テレフォン コールした
3回目のコールで  ジェイムスは出た

ジェイムスは ロスで手広く  不動産業を営んでいた
サンタモニカ~ウエストウッド~メルローズ~ラ・プレア~ビヴァリーヒルズ~ハリウッド~ダウンタウン
・・と 日本の関東平野ほどの大きさの  ロス一面をターゲットに
その ジェイムスが紹介し売った あるビヴァリー ヒルズの豪邸に 
使用人として  住み込みで紹介した夫婦から  気になる話を偶然に聞いていた
韓国ソウルから 数年前病身の身で 単身帰って来た  未亡人の女主人の話が気になっていたと
もしかして ミンチョルの  知ってる人ではないかと・・・
ジェイムスは その旦那である主人が 数年前突然心筋梗塞で急死したとき
不動産関係の相続と 名義変更の手続きをした時 仕事上 その女主人の戸籍と 書類を見ていた
韓国名を ” ヤン・ギョンヒ ” と名乗ると言った

ミンチョルは  驚愕し 唖然とした
「 本当なのか  本当に それは間違いないのか!?  」
年令  生年月日  容姿  容貌  風貌  性格  外見  過去の仕事・・・・・ 時期・・・・・
全てが 憎らしいほどに 符号していた・・・  ある一点を除いて・・・
世の中は広いようで  狭い   つくづくとミンチョルは感じた・・・
そして 「 知ってるどころか   おお知りだよ  」  と答えた
ジェイムスの  話はつづいた

「 やはりな  韓国で 音楽関係の仕事をしているようだから もしや  と思っていたんだ  」 
そして  ロスでは慈善事業関係で有名で 奉仕活動を無心で行う  人間的にも信望される 素晴らしい人だと
ギョンヒは 仮面をかぶり  全てを秘密にしていたが  
現在  国籍を置いている  アメリカ ロスの孤児院や 養護施設
母国 韓国の孤児院 養護施設にも 毎年莫大な寄付と  子供達へのプレゼントを匿名で行っていたという
その話を聞いてミンチョルは  ふん?   と 首を傾げた?
やっぱり  別人で 人違いなんだろうか・・・?
そしてジェムスは  「 あんな  神のような心のきれいないい人を  何故韓国の身内は 見舞わないんだ 」
と  憤然と怒りを  ブチまいた
ミンチョルは  狐につまわれたような話で どうにも釈然としなかった・・・
・・旦那が心筋梗塞で突然急死した  同じく数年後に ギョンヒもアメリカの専門医から
あなたも 既に手遅れで 後 3~4年しか生きられない命だ と 宣告されていたらしい
すでに末期の 肺ガンと ひどいホルモンアンバランスの パセドーシ病 に侵され
そんな病状でありながら あえて生まれ故郷の韓国ソウルへと  一時帰韓して行った
当然 ドクターと周囲は止めたが  ギョンヒは まったく聞く耳を  持たず
仕方なく アメリカのギョンヒの主治医から  韓国ソウルの  病院に紹介状が送られ 
ギョンヒは  周囲に知られないよう  特別室で診察と治療を受けていたらしかった
そして・・・  韓国での 1~2年が  あっという間に過ぎ去り
まるで マジシャンかのように 忽然と 煙のように 韓国から 姿を消した.....
その後 二度と再び姿を見たものは  誰一人としていなかった.....


***** 「 ロサンゼルス 」 の名の持つ意味は 
    = ” 天使が たくさんいる町 ” である *****

アメリカ西海岸での  最大の都市  ロサンゼルス
西海岸のリゾート地 ゆったりした海・・・  アメリカン・パラダイス!
ヴェニスビーチ ~ サンタモニカビーチ = ロングビーチ  バカンス天国に誘ってくれているようなところだ
アメリカンドリュームの  成功者の証し 
富の象徴  ビヴァリーヒルズの豪邸に ギョンヒは最終的に 戻った
富めるアメリカを象徴する  文化とファッションが漂う 「 リッチ 」 な場所だ
ハリウッドスターの  大豪邸が点在するロス郊外の  高級住宅地としての顔と
洒落たショッピングモールや 格式あるホテルに代表される ゴージャスかつハイソな街として
二つの 顔が 印象的な 街だ

そこには ヤン・ギョンヒとして心に描く
” 愛くるしい可愛い天使 ” たちが  胸の中にいっぱいいた
ジェイムスの  涙じみた  真剣な声が  ミンチョルの持つ 受話器に虚しく響いてきた
ミンチョルの頭の中は  混乱していた......
何故なんだろう・・・  
これは 単なる偶然なのだろうか・・・?

***** 電話を一旦切り  ミンチョルは一人  思いにふけった。。。。。。。。。。。(なんという日なのだ・・・)


ヤン・ギョンヒ のつぶやき.......
ヤン・ギョンヒはミューズの会長をし  ソンジェに社長を任した時
その頃  既にソンジェの前で  タバコを吸うときでも  手に震えが出掛かっていた
キョンヒはそんな症状を 誰にも見抜かれ 悟られないよう 細心の気を使い 
横柄で 強気な 態度をとることにより  誤魔化していた
しかし 自覚症状からも もはや限界であることを悟っていた
振り返って  思えば ある日突然  韓国に再び現れ  
ビクトリーに対抗する競合相手として ミューズ レコードを設立し
矢継ぎ早に 手を変え  品を変えて ビクトリーと ソンチュンに 挑んでいた
結局 ビクトリーはあえなく倒産し  時を待っていたかのように  社長のポストをソンジェに与えた...

トップに居座っていた 歌手ヤン・ミミとして  思いもかけず 地獄のような 奈落の底まで突き落とされ  
数年後 逃げるようにして 渡ったアメリカの カルフォルニア州 
” 天使がたくさんいる町 ” と書いて 「 ロサンゼルス 」 と呼ぶ 
今いる ビヴァリーヒルズから  車で30分ほど離れた  ダウンタウンの近くの コリアタウンに・・・
・・ヨンスとセナが育った  養護施設の名前も  確か ” 天使の家 ” ・・・・・
セナが 再デビュー曲の タイトルで  異常にこだわったのも 
” 天国 = 天使 ”  その衣装にも真っ白な 羽根をあしらい ・・・ステージでは赤の衣装でこなしていたが
未だにセナも  あれほどこだわって作った あの真っ白な衣装姿を 誰にも見せてはいなかった・・・
誰しもが  セナの その理由を知らずに  不思議がっていた・・・

ギョンヒは  セナを始めて見たとき  一瞬 !!!  幼い頃の 罪なき 純真な自分を見出していた
女として 心から愛し 好きになった社長兼作曲家の イ・ヨンジュンとは一度も結ばれる事はなかったが
業界から抹殺され 社会から見放され 荒れ果て  すさんだ生活の中で  
まだ売れていなかった  無名の作曲家と 
傷をなめあい 儚い夢を追いながら 同棲していた時 身ごもった  あの可愛い我が子は・・・
しのびよる  命の終演が  刻一刻と 近づいている事を 
悟っているギョンヒは  それだけが  悔いで仕方がなかった
そ の 度 に 心 を 動 か さ れ
只の一度も 名を呼んでやれず・・・  
この胸に 抱きしめてやることさえもできずに・・・

そして  一言  「 ごめんね 」  と  謝る言葉さえも掛けられずに・・・  
自分が消えていくことを・・・
アメリカの権威有る  専門病院にも 頑として入院せず  
西海岸の太平洋の 爽やかな陽射しと 風を受け 余命幾ばくも残されてない日々を送っていた
大柄で 60kg近くあった体重も 今や痩せ細り 見る影も無く 40kgを割るほどになっていた

一人  心の奥底に閉じ込め 沈めていた... 昔の思い出...
つらかった事 悲しかった事 楽しかった事 喜んだ事など......
それらのことが  浮かび上がって  感情がこみあげていた....


*****ミンチョルたちは 仲良く 倖わせに暮らしてくれているだろうか・・・?
***** ソンジェは  今 倖せな 日々を過ごしてくれているだろうか・・・?
青春の旅路で  何かを見出し掴んでくれただろうか・・・?

*** セナは  予想外に順調に成長してくれている・・・
あの・・全米全土にわたるタイムズ社への記事の売り込みが  どうか大きな起爆剤になってくれますように・・・
車椅子に乗ったギョンヒは 芝生と花につつまれた大きな庭から 眩しい空を眺めていた。。。。。。。。


*** そ *** れ *** で *** は *** 創作続編 27話パート 4(完結版 ) * E N D *
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  by raymirainya | 2008-12-22 14:02 | 創作続編27-4

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