カテゴリ:創作続編 25話(2)( 1 )

 

※創作ストーリー美日々25話~が有ったとしたら・・・(2)

d0093573_18553275.jpg


※創作続編 ・第25話・・・・・ 『それぞれの思惑 』

▼ Part 2, 《 ヨンスへの 更なる試練 》


そしてその会場には・・・
ヨンスがミンチョルと一緒に仲睦まじく訪れていた。

一方、権威ある研究発表で名声を欲しいがままに韓国医学会で頂点に君臨しているソン・ギュトン教授自らが、今回の難病を抱えた患者ヨンスに対し異常な関心を抱き自から担当すると言いヨンスの術後の治療にあたっていた。
海外を含めて医大のドクターを勤め相当数の患者を診てきたが研修医時代を含め、検体検査の主要3項目 (白血球数・赤血球数・血小板数)の数値データのトレンドと他の成分値も含め自分の目と頭を疑うほど未だ見たことも体験したこともない驚きと、奇跡にも似た結果に、意外な感覚と動揺を覚えヨンスの担当専門医として衝撃を受けながら懐疑と感慨にふけっていた。
術後のヨンスの体はそれ程までにドナーと適合し、回復しつづけて正常値を占めつづけるようになってきていた。

確率からいってかすかな成功しか期待することができず、生死を賭けた難しい慢性骨髄移植手術であった。
胸が締め付けられるような周りの心配をよそに運良く無事に終え、その後の経過も、時々刻々日々変動を伴い一喜一憂しながら当初はすごして・・
症状が安定せずさ迷いつづけたもののヨンスの長い無菌室での閉鎖された過酷な入院闘病生活も、何とか人並み外れた強い生命力で耐え切っていた。
ヨンスを守る運命の五色(白・赤・青・黒・黄(金色))と、宇宙から持たされる透明色が発揮する目に見えない力に支えられ包まれているかのように・・
d0093573_19011.jpg

「ヨンスさん そろそろ無菌室を出て病室を変わって様子を見ましょうか?」
「えーっ! 何て 何て 言われたんですか!? 今っ!」
「もぅ 一度!もぅ 一度! 言ってもらえますかっ!」
「一般の人と同じ病室に変わって、同じような生活をしてみましょうかって、言ったんですがね」
「やはり、  嫌かな・・・? 」
「それって もしかして もしかして 治ってきてるってことですかっ!?」
「わーぁ うれしい夢のようです・・・ 夢じゃないですよね~ 嘘なのじゃないですよね~」
「この私の言うことが信用できないんですか?」
「この国で この医大で 私の言うことを信用しないのは誰もいませんよ」   
「ヨンスさんは それでも私を信用したくないのかな・・・?」
「いいえ~ そんな あんまりにも 嬉しくって・・」  
  ひとりでに涙がこぼれ ヨンスの頬を濡らしていた・・・
「ありがとうございます ほんとに ありがとうございます」
「私に礼なんか言う必要はありませんよヨンスさん あなたの頑張りと生命力の成したワザですから」
「それじゃ今日は週末ですから 来週早々にでも病室を変わりましょう」
「家族の方には 私から連絡をしておきますから あのご主人様でいいですね」
「それと 何かあったら何でも聞いてください」
「いいえ 先生の言われる通りにしますので これからもよろしくお願いします」
「ただ うれしくて うれしくって」 
ヨンスの顔色はみるみる赤みを増し
目の光も生きいきと力強くなっていった・・ 

* つづきは ココを ポチッ!
[PR]

  by raymirainya | 2006-09-12 19:32 | 創作続編 25話(2)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE