カテゴリ:あの時あの頃1-4( 1 )

 

※ヒューマンドキュメントストーリー【4】

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※A Certain Human Story  『 That time Those days 』

Part 1、 《 笑    子  》  ・・もう一度いちから・  (4) 


勝也の母は内心辛くてみていられなかった
住み込みで家を出て行った時の態度とは反対に
戻ってきてから
母は何も言わなかった・・
本質を見抜き勝也の性格をよく知っている
まるで遠くのものを
静かにソーッと見るように
考える時間を好きなだけ与えた
が、挫折して戻ってきた息子を毎日みるにみかねた

夫との仕事、子育て、家事と忙しいなかで
母なりに悩み思案し
勝也の仕事を探していた

ある日、前にやめてしまった会社に
「頼んでやるからもう一度行け」 と言った
一度やめたところに
「みっとも恥ずかしい」
「ほんなん 行けるわけがないじゃんか」
「べダべだべだ なんでそんなとこへいかにゃいかんだ」(嫌だ嫌だ) 
と、母の気持ちも考えず返答した(抵抗反論)
数日がたった・・
ある日の夜七時半ごろ
「会社で偉いさんをやってる人の家へ頼みに行くぞ」
と、いってその家に母は連れて行った
角谷という表札が玄関に掛けられていた
そこは、前勤めていた会社の顔役の人事課長の家だ
応接間に通され暫らく待った
奥さんがコーヒーか紅茶かどっちがいいと聞き
こたえたコーヒーをすぐ持ってきてくれた
やがて痩せ気味だがいかにも紳士じみた
40代と思われる主人が入ってきた
事前の話を母が既にしていたのか事情や内容は話さなかった・・

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  by raymirainya | 2006-09-21 19:12 | あの時あの頃1-4

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