カテゴリ:あの時あの頃2-1( 1 )

 

※ヒューマンドキュメントストーリー【5】

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※A Certain Human Story  『 That time Those days 』

Part 2、 《 美 枝 子  》  ・・過ぎてゆく片思い・  (1) 


1963年春(昭和38年)・・
新たな希望に溢れる季節を迎えた
勝也は六つ違いの弟、光良と床の間押入れ付き10畳の部屋で一緒に暮らすようになった
弟はまだ小学6年だ
小さかった頃は付いて廻わり遊んでいたが、ここ3~4年ほど弟のことは何も知らず互いに成長期でそれなりのことで夢中だった

4月に入って谷刈市の商業高校定時制夜間部に通うようになった
同じクラスに男子が35名女子が28名計63名が入学した
机の数も半端でなく教室も生徒でいっぱいだ
卒業までどれだけの者が残るのか
知らないもの同士が仲間となるべく一箇所に集結した
どの顔も希望と不安が交錯した顔をしている
氏も素性も知らないものの集団だ
なかには一年、二年遅れで入学してきた者も数名いた
20才~22才の人も3名いる
が、月日が流れていく内に1人2人・・と退学していった
やめていく者と二年前の自分がよくダブって見えた
どこまで踏ん張れるだろうか
何人の者が卒業するまで残ってるのだろう
今度は意地でも卒業し昼間の大学入学を目指していた

人気を一身に背負っていた日活の憧れの若手女優
吉永小百合も中卒でこの年から通信制高校教育を受け
大学受験の資格取得に取り組みだしていた
何年掛かるのかもわからない通信の道を・・
トップに君臨する有名人になったのに
何故・・
疑問と尊敬の念が沸いた
人気スターだと言え並みの人間ではない
女優の仕事と学問の双方を選択し
おごりをもたず自己研鑽の道と場をつくっている
若き女の身でありながら
ハードな中、謙虚に頑張る姿勢に頭が下がった
この方面に地方ロケで来たとき
生の本人と会い写真もいっぱい撮らせてもらった
その写真を宝物にしている
そんな経緯もありファンでもあって身近に感じていた
よくいわれるサユリストのひとりだ
生の小百合はオーラに輝き眩しさを放っていた
スクリーンや雑誌の写真通り
清純で可愛く美しい女優だった
偶然、勝也と年もおなじで
彼女の思わぬ行動が
根をあげず負けずに頑張ろうと
奮起する良い刺激剤になった・・・

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  by raymirainya | 2006-09-23 16:05 | あの時あの頃2-1

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